HD PENTAX-FA31mmF1.8 Limited
予約していたことをすっかり忘れておりました。
まさかK-3 Mark IIIが先に発売されるとは…「近日中ってことはまだかかりそうだから、HD FA31買っても大丈夫だよね。」と完全に油断していました。
自分の中では、まだK-3 Mark IIIで盛り上がっていたので、今じゃなくても…って感じでしたが、予約してしまったのなら買いに行かないといけません。まあ、どうせ買うんだからいつだっていいんですけど…
ワクワク感がイマイチの中、買ってきました。
1.開封する
箱です。サイズはsmc版と同じでした。デザインはK-3 Mark Ⅲと同じように、上面に大きなPENTAXロゴが入り、側面の左上のRICOHロゴがなくなりました。今後はこのようなデザインに変更されていくのでしょうか。
正面から見て左側に謎のスペース。気になります。
レンズを取り出しました。色はブラックです。smc版では3本シルバーで揃えましたが、HD版ではブラックで揃えようと思っています。K-1はブラックをメインに使っているので、ちょうどブラックのFA Limitedが欲しいところでした。良いタイミングです。
色違いで同じレンズを2つ持つのは、嫌なんですけど、これならね、一応ね、違う名前のレンズですから。 ね…
2.カメラに装着する
K-1に付けてみました。やっぱりブラックボディにはブラックのレンズが良く似合います。このために買ったのだよ…このために。
K-3 Mark IIIに付けてみました。でもやっぱりシルバーボディにブラックもいいんですよねー
LXにも付けてみました。最近フィルムカメラは使っていませんが、この組み合わせでもいつか使ってみたいです。
3.smc版と並べてみる
smc版と並べてみました。写真だと分かりづらいのですが、フィンガーポイントの七宝焼の色が少し違います。smc版では新しい個体ほど色が薄くなっていたようですが、HD版ではまた色が濃くなるように調整をしたそうです。私のsmc版は2015年に新品で買ったので薄い方です。
あまり注目されていませんが、レンズ銘のフォントも少し変更されています。これは並べてみないと分からないレベルかもしれません。
レンズケースも変わったみたいです。smc版(左と中央)では「31/1.8」と書いてありましたが、HD版(右)ではPENTAXロゴのみになりました。ちなみに私の買ったsmc版に付いてきたのは中央の黒いケースで、左にある赤いケースはカメラ屋さんでいただいたものです。赤いのは日本製の頃のものかな?
4.写真を撮ってみる
写りについてはまだ試せていないところもありますが、smc版との違いは、ほぼないと思います。ちょっとコントラストが高めな気はしますが、このレンズは変わりすぎてしまうと良くないと思うので、こんなもんで良いと思います。個人的には買い替えるほどではないと思いますが、smc版とは違う色で揃えたいという人にはおすすめですよ。笑
【一眼レフの王様】PENTAX K-3 Mark III
もちろん予約しました。買ってきました。
カメラを買うことに久々にワクワクしました。
こんなに発売日が待ち遠しかったのはK-1以来だと思います。
「まだかな。早く発売日にならないかな。」
なぜこんなにワクワクしているのだろう。
発売前に開催されたオンラインタッチ&トライには参加しましたが、リコーイメージングスクエアでのタッチ&トライには参加していないので、触るのは発売日の今日が初めてです。
このカメラ、小さく感じます。
K-3 IIと比較すると幅:+3mm、高さ:+3.5mm、奥行き:-4mmです。
小さくなっているのは奥行きだけ。
カメラは上から見ることが多いので奥行きだけでも小さく感じてしまうのだと思います。
美しいデザイン。今までのPENTAXデジタル一眼レフの中で一番好きです。K-1やKP/K-3/K-3IIの嫌だったところが消えて、すっきりしたように感じます。
背面のボタン配置も少し変わりました。このあたりはカスタマイズできるので、そんなに気にならないかと思いますが、個人的には再生ボタンが押しづらい位置に移動してしまったのが気になっています。K-1/KPではグリーンボタンの下に再生ボタンがあり、片手で持っていても押せたのですが、K-3 Mark IIIでは難しそうです。
再生ボタンがなくなったところには、PENTAXでは初の測距点レバー(ジョイスティック)があります。測距点移動ボタンを押さなくても測距点が移動できるのは便利ですね。今までは、測距点移動だと思って十字キーを押したら、カスタムイメージやホワイトバランスだったことが何度もありました。しっかりファインダーや画面の表示見ろ!って話なんですが、こういうストレスが減るのは嬉しいことです。
さて、新しいカメラを手に入れると、写真を撮りに行きたくなります。今日は金曜日ですが、K-3 Mark Ⅲのために仕事を休みました。残りの時間、このカメラを家で眺めるのもいいのですが、せっかくなので持ち出してみようと思います。どんなカメラなのか。楽しみです。
気になっていたカメラ「RICOH GR III」を買って4ヶ月が経った
しばらくサボってました。サボりすぎました。すみません。最近は山に行ってはスキーばかりしていて、あまりカメラを触ってませんでした。CP+2021も終わり、これから新製品が発売されるというところ。しっかりやっていきたいと思います。
さて、タイトルにもある通りRICOH GR IIIを手に入れました。PENTAX、WG、THETAと使ってきて、リコーカメラの大ファンの私ですが、唯一使ったことのないブランドがGRでした。
いつかは使ってみたいと思っていましたが、なかなか買う機会がなく。私自身28mmという画角に興味がありませんでしたし、うちにはFUJIFILM X100Fがいます。このカメラは私の大好きなカメラです。GRなんて必要ありません。
ただ、こうやって考えていると、いつまで経っても使う機会なんて訪れないんですよね。機会は自分から作らないといけない。「合わなければ売ろう」そんな考えで買うことにしました。
やってきたのは期間限定モデルのGR III Street Editionです。ちょうどいいタイミングで発売されました。見た目重視でちょっと変わったものが好きな私にとっては重要なことです。
Street Editionはボディとリングキャップのカラーが通常品と異なります。ボディはアスファルトをイメージしたメタリックグレー、リングキャップは山吹色に塗装されています。詳細は公式サイトを見てみてください。
が、既に原型はなく…(笑) 自分好みにカスタマイズしています。
山吹色はちょっと主張が強すぎると感じたので、落ち着いた青色にしました。メタリックグレーのボディが、光に当たると少し青っぽく輝き、これとマッチしていて美しいのです。
グリップに付いているのはSHOTENのウッドグリップです。使い込んでいくほど光沢感が出るそうで、ちょっと楽しみです。
ストラップは、ユリシーズのリストストラップを付けました。手を通して少し引っ張るだけで、手首に密着してくれます。長さやサイズもちょうど良く、GRのために作られたかのようなストラップです。
買う前から展示品をお店で何度も触ってきていたので、驚くことは特にありません。あとは実際に使ってみるだけ。
早速購入した翌日から北海道旅行に持ち出しました。ここからはGR IIIで撮った写真を紹介します。
色々撮りましたが、長くなりそうなのでこれくらいにしておきます。
ということで、購入してから4ヶ月経ちました。感想は、「もうこれ1台でいい」です。予想以上に満足してしまいました。買う前は「ちょっと使ってみるだけ」なんて思っていましたが、今はもう手放したくないです。笑
とにかくシンプルで、何も考えずに持ち出して、シャッターを切っています。スマホのカメラのような感覚で使えて、ストレスを感じませんでした。今まで少し考え過ぎだったのかもしれません。写真はもっと単純で良いのだと気付かされたような気がします。
【思い出のカメラ】PENTAX K-30
今日から私が持っているカメラやレンズの紹介をしていきたいと思います。
第一弾はK-30です。
K-30との出会い
このカメラの発売は2012年。
当時は向井理出演のCMがテレビで流れていたのを覚えています。
K-30が発売するちょっと前くらい、カメラを始めてみようと一眼レフを探していました。
色んなメーカーのホームページを見て自分が買えそうなカメラを探しました。
「ニコンならD5200。キヤノンならEOS Kiss X6iにする。」と決めます。
最後にペンタックスを見ました。
そのときにK-30が新製品としてトップページに表示されました。
一目惚れです。
「なんだ、このカメラは。」
「光沢のある美しい色で、角張ったデザインがかっこいい。」
「よく見ると色も豊富で選べる。これは面白い。」
私がこのカメラを選んだ理由はこれだけです。
K-30の最大の特徴はデザイン
購入理由でもありますが、私はK-30の最大の特徴はデザインだと思っています。
デザイナーはKP J limitedの企画で有名となったTKO氏で、高級スポーツカーをイメージしてデザインされたそうです。
全18色のカラーバリエーションで光沢感のあるクリスタルカラーと、艶消しのシルキーカラーが用意されておりました。
そのうち3色はレギュラーカラーで販売店に在庫を置いてありました。
残りの15色はオーダーカラーで、販売店に注文し約2週間で手元に届くというものです。私もこれを利用しましたが、実際には2週間もかからず1週間ほどで届いたと思います。
クリスタルオレンジを購入しましたが、単なる光沢塗装ではありません。K-30のクリスタルカラーは、光沢のある粒子を入れることで色に深みを出しています。これによって立体感を出しているのです。
見た目、色がいいのはもちろんですが、このカメラのデザインはそれだけではありません。
持ちやすさ、構えやすさにもこだわりがあります。
グリップは内側を大きく凹ませているので指先が快適です。
背面は親指を置く箇所が斜めになっています。小さな傾斜ですがホールディング性は大きく向上しています。
実際に持ってみると細身のグリップなのに指がしっかりと引っかかることが分かります。
左手側。
こちらは縦位置撮影時に添える左手に合わせて側面が丸みを帯びた形状になっています。
底面の角は面取りがされており、手の中に収まりやすい工夫がされています。
長く使えるミドルクラス一眼
私はこのカメラをデザインだけで購入したので中身については後で知りました。
K-30はエントリー者向けに作られたモデルですが、実は位置づけはミドルクラスなのでした。
一眼カメラを買う人は意外と少し背伸びをして中級機を買う人が多い。そんな人のために中級機並みの性能を持った初心者向けのモデルを作ろう。そんな想いからこのカメラは生まれたそうです。
K-30という名前はK-7より前の中級機K10D、K20Dから続く番号を使用しています。
中級機ということもあってか、K-30はメイン機として約3年間使用しました。
カメラの基本的なことはこのカメラで学びましたが、その後もしばらく使うことができました。
正直K-1を持っている今でも私の使用用途ではこのカメラで十分な気がするときがあります。
K-30を使っている途中もK-3やK-5II/IIsなど上級機の誘惑はありましたが、買わなくて良かったと思っています。
やっぱりレンズ買った方がいいです。
ボディなんて1台でいい。
K-30一台で様々なレンズを使ってきました。
最初はダブルズームキットの2本でしたが、今では30本前後になりました。
手元にあるレンズのほとんどはK-30がメインの頃に揃えたレンズです。
今思うとK-30一台で色んなレンズを買って試していた頃が一番楽しかったです。
今でも使うとワクワクする
現在はK-1をメインとしているためK-30を使用する機会は減ってしまいました。ですが不思議なことに、たまに使うと今でもワクワクします。
もう3年間みっちり使ったしK-1があるのに。
このカメラだけは特別な存在なのです。